高卒の就職活動完全ガイド|成功するための6つのステップ(実体験含む)

高卒で就職活動を成功させるには、適切な準備と正しい情報が必要です。

正直、大卒以上限定で高卒では門前払いされてしまう求人や、大卒と比較して給料が低い職場があるというのが現実です。

ですが、高卒だからといって必ずしもブラックな職場や体力仕事にしか付けないというわけではありません。私も派遣社員を経て大企業の正社員になっています。

大切なのは戦略をもって正しく転職活動ができるかどうかです。

私自身の経験を踏まえ、具体的な方法を6つのステップでまとめました。

かなり長くなってしまったので、少しづつ読むか必要な個所だけ読んでください。

ステップ①自己分析を徹底する

まずは自己分析をしっかりと行いましょう。

何度か転職を繰り返してきて後から気が付いた事ですが、ここをしっかり考えておくと、この後のステップででてくる具体的な求人探しや履歴書・職務経歴書の作成もスムーズにいきます。

本当に重要なので、ある程度しっかり時間をとって考えてみて欲しいです。

忙しくてなかなか時間がとれない方も、一度にすべてを考える必要はありません。

お風呂に入っている時や寝る前の数分くらいはリラックスして集中できると思うので、何日かかけてしっかりと自己分析をしてみてください。

とはいえ、いきなり自己分析してくださいと言われてもなかなかピンとこないと思うので、どんな観点で自己分析を行うと良いかいくつか案をだしてみました。

強みと弱みを見極める

これは面接でも聞かれる定番の質問にもなるので、今後の面接対策のためにも重要です。

求人を探す際にも、「この職場は自分の強みが生かせそうだな」とか「これは自分には向いてなさそうな職場だな」という判断をする指標にもなります。

どんな小さなことでも良いのでたくさん考えてみましょう。

私の場合はこんな感じです。

私の強み

  • 人と話す事が好き
  • 誰とでも仲良くなれる
  • 以外に真面目
  • 趣味がたくさんある
  • これまでやってきた仕事にはそれなりに自信がある
  • PCは人並みに使える
  • 新しいことにチャレンジしてみる事が好き

私の弱み

  • 細かい仕事は苦手(作業というよりもルールや手順について)
  • 早起きが苦手
  • 大勢の輪に入るのは好きじゃない
  • 自分の仕事を人にとやかく言われたくない
  • 自分のペースで仕事したい
  • たまに仕事サボる(風邪ひいたとか言って仕事を休んじゃう)

仕事サボるとか、面接では絶対言えないですが自己分析として出しておくのは全然問題ないです。

とにかく思いつくもの全部出しちゃってください。

できればスマホや紙にメモっておけば後から見返せるのでおすすめします。

自己PRや志望動機を明確にする

自己PRは先ほどの自分の強みを全面的に押し出してしまえばOKです。

最初は、人と話すのが好きで誰とでも仲良くなれます!とかのレベルで問題ないです。(さすがにこのレベルでは面接は受けられませんが)

でも最初はこれくらいのレベルで大丈夫です。

簡単にでも、ちゃんと文章化することで、自分がどんな人間で、何が出来るのか、何を求めているのかを認識する事ができます。

志望動機も完璧な文章をつくる必要は無いです。

大手で、ブラックじゃない職場でデスクワークがしたい。出来ればこれまでやってきた事も生かしたい。くらいの内容でざっくりだしておいて後から深堀すれば問題ないです。

後から深堀するために、この内容も何かにメモっておく事をおすすめします。

ステップ②高卒向け求人の探し方

自己分析がある程度できたら次はさっそく求人を探してみましょう。

求人を見てみなければどんな職種、場所、条件の転職先があるか分からないのでまずは眺めてみるだけ。くらいの気持ちでも構いません。

実際に求人サイトに登録してみるとわかりますが、自分が思っているよりも遥かに多くの求人があります。

もちろん、学歴が高卒以上とか学歴不問という求人も数えきれないくらいあるので、実際に私が転職活動時に登録していたおすすめの求人サイトやエージェントも含めて紹介します。

おすすめの求人サイト・エージェント

「求人サイト」とか「転職サイト」でネットで調べるといくらでも出てきますが、正直数が多すぎてどれに登録すればよいか悩みます。

私もいくつもの求人サイトに登録してみましたが、求人数が少なかったり、全体の求人数は多くても私の希望する職種の求人は少なかったり。。。また、いろんな求人サイトで複数の会社とやりとりしていると、どのサイトでどの会社とやり取りしているのかよく分からなくなったりでかなり混乱しました。

なので、実際に転職活動をする時は自分の望む求人をもっていそうなエージェントに任せる事をおすすめします。

エージェントとは、転職活動における仲介者で企業との間を取り持ってくれる人たちの事です。もちろん転職活動における様々なアドバイスもしてくれるので、転職を望むのであればエージェントを使わない理由はあまりないです。

エージェントにやってもらえる事

  • 自分の希望にあった求人探し(自分で求人を探す必要が無くなる)
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 応募企業の特徴や過去の転職者の情報や内情を聞ける
  • 過去の面接で聞かれた内容を聞ける
  • 面接の日時調整や合否判定などのやり取りを全部やってくれる(何社応募しても連絡とるのはエージェントだけで良い)
  • 言いづらい給料の交渉もやってくれる

ハッキリ言って「超」が付くほど転職活動が楽になります。

私が実際利用したり、口コミからお勧めできる転職サイトをいくつかピックアップしておきます。

みらいキャリア

みらいキャリアは東海地方(愛知・岐阜・三重)の製造業に特化した求人サイトです。登録すると専属のエージェントが転職が成功するまで付いてくれます。

私は岐阜県育ちで前職は愛知県だったので東海地方にはかなり詳しいですが、東海地方はとにかく仕事が多いです。特に製造業が多く、前職でも全国からたくさんの方が集まってきていました。

トヨタやスズキ(静岡ですが)があるので、一大産業である自動車関係が強い事が理由の一つだと思います。

みらいキャリアは東海地方で製造業に特化しているので、未公開求人(一般の求人サイトにのっていない独自の求人)も含めて多数の求人を抱えていると予想できます。

転職スクール

Fulfill株式会社が運営する、20代の未経験転職に強みをもっている転職サイトです。

スクールと名前がついていますが、職業訓練校的なものではありません。

学歴不問・未経験OKの求人を多数扱っているので、新しい職種にチャレンジしたい、高卒(中卒でもOK)で資格も持っていないという方でも、専属のキャリアアドバイザーがついて、企業の内定までサポートしてくれます。

LINEでも連絡がとれるので、気軽にやりとりできる所もポイント高いです。

リクナビNEXT

言うまでもなく大手の求人サイトで、求人の掲載数は圧巻です。

実際に転職活動をするかどうかは別にして、世の中にどんな求人があるのか調査するために登録するだけでも価値があります。

有名な大企業も実は学歴高卒以上という求人をかなりの数だしていたりするので、気になる求人はどんどんチェックしていってください。

私も実際に登録・利用しており、3社目の転職時はリクナビNEXT経由で企業から直接声をかけてもらって転職しています。

高卒歓迎企業の特徴と見分け方

目当ての企業が高卒で転職可能なのかを調べたい。もしくは目当ての企業はまだ無いけど、どんな企業が高卒者を受け入れているのかを調べたい等、私がこれまでの転職活動で様々な調査を行ってきてわかった企業の特徴、見分け方、探し方を紹介します。

学歴不問の求人を多数だしている

これは一番ストレートで分かりやすいですね。

求人票には募集要件という項目があり、これまでの経験職種だったり業務内容が記載されていますが、そのなかの一つに学歴という項目もあります。

ここに学歴不問と記載があれば、間違いなく高卒でも募集している。という意味になります。

中には学歴が記載されていない場合もありますが、記載されていない=学歴不問という意味ではないので注意が必要です。

HPで地元の高校からの入社者を紹介をしている

製造業に特に多いですが、地元の高校(主に工業高校)からの入社者紹介(大卒〇人、高卒〇人など)をHPなどで紹介している事があります。

そのような企業は、実際に高卒者を雇っている実績があり、単純な学歴よりも人柄や実力、やる気を重視している傾向が強く高卒の転職者も歓迎している傾向が強いです。

じつは全国的な大企業が高卒をたくさん雇っているという事もあるので、気になる方はその企業について調べてみると良いです。

高卒入社者の口コミを確認してみる

「企業名 口コミ」や「企業名 評判」で検索すれと、その企業の従業員による口コミサイトがヒットします。

その中には「高卒の場合~」など学歴が分かるような口コミがのっている事もあるので、高卒採用の実績があるかどうかが分かります。

高卒採用の実績がある企業であれば、転職でも高卒者を受け入れてくれる可能性が高いので、目当ての企業があれば口コミを探してみるのも、高卒歓迎企業かどうかを確認する方法です。

ただし、仮に高卒を受け入れている企業であっても、口コミに必ずしも学歴が分かる情報がのっているとは限らないので、もし高卒者の口コミがなくても諦めないで下さい。

ステップ③履歴書・職務経歴書の書き方

転職するには履歴書や職務経歴書の提出が必ず必要になります。

企業はこれらの書類を確認して、書類選考を行う事になるので、転職活動を行うにあたって超重要な資料です。

どの企業も基本的には①書類選考(人事担当、配属先のマネージャー) ⇒ ➁一次面接(人事担当、配属先の課長、部長クラス) ⇒ ③二次面接・最終面接(配属先や人事部の部長クラスや事業所長、社長との面接)という流れで選考が進むので、まずは①書類選考で通らない事には面接に進めません。

世間的に、書類選考20~25%、一次面接50%、二次・最終面接50%が通過率と言われているので、ほとんどの方は最初の書類選考で落とされます。

裏を返せば、履歴書や職務経歴書が上手く作成できていれば、それだけ転職活動は楽に進みます。

私は3度の転職で10社以上の選考をうけていますが、書類選考の通過率70%以上あったので、かなり上手く書けていた自信があります。私の実力というよりエージェントが上手く企業に売り込んでくれた結果かもしれないです。

とはいえ、それなりの資料が作れている自信はあるので、そのノウハウをいくつかご紹介します。

より細かい内容は別記事にまとめるので、実際に履歴書・職務経歴書を作成する際には参考にしてみてください。

高卒者向け書類作成のポイント

先ほども説明しましたが、まずは書類選考を通らない事には面接までたどり着けません。そして一般的に面接よりも書類選考の方が通過率が低いです。

当然、大きな企業になるほど書類選考の通過率は下がっていきます。

書類だけで人は分からないだろ!と言いたいですが、企業側からすれば、面接は時間も労力もかかるので、できるだけ数を減らして、より優秀そうな人だけ面接したいと思っているのが本音です。

100人分の書類は数日もあれば確認できますが、もし100人面接するとなると何カ月もかかってしまう。と考えれば当然のことです。

なので、どうやって他の選考者より少しでも自分を優秀そうに見せるか、いかに自分が即戦力になりそうな人材かを上手くアピールする事が大切です。

履歴書

基本的には電子データで作成してPDFで提出すれば問題ありません。

ネットでWordやExcelなどいろいろなフォーマットが拾えるので、好きな物を使って大丈夫です。エージェントからフォーマットをもらう事もできます。

最近では稀ですが、紙で手書きの履歴書を要求してくる企業もあります。

私もこれまでの転職活動で1社だけありました。一度電子データで提出して書類選考通った後に「面接へ進むにあたって、手書きのものを用意して下さい」と連絡がきました。

蛇足の話しになりますが、結構大手の商社だったので期待していたのですが、今時手書きの履歴書ってアナログすぎだし、仕事の電子化とか遅れてそう。。。というのと、現職で忙しい中で書類作るだけでも大変なのに、追加で手書きってこっちの都合を考えてくれない会社なのかな?と思い、今の文章をそのまま伝えて面接を辞退しましたw

話しがそれましたが、履歴書は大抵の人が書いた事あると思うので、高卒向けの履歴書のポイントだけ説明します。

まず、履歴書の学歴は卒業した高校だけ記載すれば大丈夫です。

〇〇高校入学 〇〇年4月

〇〇高校卒業 〇〇年3月

この2行で終わりです。

その後は、職歴として○○株式会社 〇〇年4月入社など、現在働いている企業情報を記載するだけです。

間違っても嘘の情報で大卒を名乗ってはいけません。大卒と記載したくなる気持ちは私も痛いほど分かりますが、内定をもらった後にバレると高確率で内定取り消しになります。

必要のない企業もありますが、内定後に卒業証明書を求められる可能性があるので、嘘は絶対にいけません。(経験上、大きな企業ほど卒業証明書を求められる可能性が高い)

せっかく大企業に内定もらってもそんな事で取り消しになるくらいなら、最初から堂々と高卒と記載した方が良いですよ。

職務経歴書

履歴書はたいした学歴でもないのである程度適当でも良いですがw職務経歴書は本気で作りましょう。

学歴が無い以上、これまでの実績や経験でカバーするしかありません。

とにかくこれまでの経験や実績を全部詰め込んでやる気をみせましょう。

とは言え、あまりにページ数が多すぎると資料まとめるの下手なのかな?と思われる可能性があるので、最終的にはA4のフォーマットで2枚までを目安にしてください。

私のように転職回数が多くなると、業務の内容や各企業での経験が増えてくるので、ページ数が増えがちになりますが、それでも3枚までに収めるよう努力をしました。

職務経歴書の詳細な書き方も別記事にまとめますが、1つだけアドバイスをするなら嘘にならない程度に盛ることです。

たとえば、○○によって17%の削減をしました。という実績があった場合、約20%と記載すれば少しだけ良い数字に見せる事ができます。これくらいなら嘘にはならないですし、面接で深堀されても問題ない範囲です。

たったこれだけで、他の転職者よりも良さそうに見えてくれれば儲けものです。

ステップ④面接対策とよくある質問

書類選考に合格するといよいよ面接です。

私は、現在4社目ですがどの会社でも入社後に、面接を担当してくれた上司や人事の方になぜ私に内定をくれたのか。何がポイントでどのあたりで合格が決まったのかを聞いています。

すると、7~8割くらいの人が「面接の半分くらいの時点で、この子は大丈夫そうだなってほぼ決まってたよ」と言っていました。

つまり面接スタート~最初の数個の質問の時点である程度合否が決まっていたということです。

結構びっくりでしたが、これは事実です。

面接の最初の方なんて、大体どこの企業でも同じようなこと聞かれるので、つまり「その各社似たような質問の中でその企業が欲する返答が上手くできれば」高確率で合格を決められるという事です。

なので、ここでは良く聞かれる定番の質問をいくつかご紹介するので、この質問は確実に答えらるようにしておいてください。

ポイントは、スムーズに答えられるかでは無く、その企業が欲している回答ができるかです。

面接で聞かれる頻出質問(経験上の聞かれる頻度)

  • まずは自己紹介とこれまでの職歴を教えて下さい。(100%)
  • なぜ弊社を志望理由・志望動機を教えて下さい。(100%)
  • 職歴(職務経歴書)について少し深堀した質問(100%)
  • 他に選考を受けている企業はあるか(100%)
  • 内定を出した場合、どれくらいで入社できるか(100%)
  • 希望の報酬額はあるか(100%)
  • 逆質問(100%)
  • 自分の強み・弱みを教えて下さい。(80%)
  • 得意な事と苦手な事。苦手なことはどう対象しているか。(80%)
  • 趣味や家族構成など雑談に近い内容。(50%)
  • 会社に何を望んでいるか(50%)
  • これまでの失敗や困難だったことのエピソードとそれをどう乗り越えたか(10%)
  • 自分を自己分析してどういう人間だと思うか(10%)

良く聞かれる質問とその解答例についても詳細は別記事でまとめます。

高卒特有の質問への対応方法

正直、高卒特有の質問というのはこれまで一度もされた事がありません。

初めて転職する時は、なんで高卒なの?とか高校で何を学んだのかとか聞かれると思っていましたが、そのような質問は一度もされた事がないので、あまり深く考える必要は無いと思います。

ただ、私の場合は自分からなぜ工業高校を選んだのかを、志望動機の中で説明するようにしているので、聞かれないだけかもしれません。

別記事でも私の経歴は紹介していますが、私は工業高校の電気系出身です。

なので受ける企業もすべて電気・電子系の製造業に統一しています。

企業への志望動機や経歴を聞かれた際には「幼い頃から電子機器や回路が好きで、高校で電気を学びたくて工業高校へ進学し、これまでも電気・電子系の企業に勤めてきました。御社ではその経験を生かして~」といったように回答しています。

高卒であってもそれっぽい理由を説明する事ができれば、企業側もあまり深堀りしてこないのかもしれません。

新卒なら別ですが、すでに社会人なのに高校の事を深堀りしても企業側も得られるものが無いですからね。

ステップ⑤転職エージェントや就職支援サービスの活用法と選び方

ステップ➁高卒向け求人の探し方でも触れましたが、転職エージェントや就職支援サービスは積極的に利用していってください。

理由は単純に「その方が楽に転職活動進められてかつ良い求人に出会える可能性が高い」からです。

これは私の経験上まちがいないです。

企業とのやり取りを自分でやるのはめちゃくちゃ面倒ですし、必要以上に気をつかうし緊張します。

優秀なエージェントであれば、エージェント側から私のことを企業へ紹介して本来なかった転職枠を作ってくる人までいます。これは個人ではまず不可能なので、エージェントを利用する大きな理由の一つにもなります。

とはいえ、エージェントや転職支援サービスも星の数ほどあるので、これまで私が実践してきた選び方をご紹介します。

有名な転職サイトを利用する

有名かどうかは「名前を聞いた事がある」とか「cmで見た事ある」とかそれくらいの理由で大丈夫です。

やはり有名どころは掲載している求人数が多いですし、眺めるだけでも世間はどんな人材を欲しているのか、どんな職種があるのかを知る事ができます。

これまで知らなかった・興味のなかった職種に興味をもって、新たなスタートを切った高卒の知り合いも多数います。

しかし片っ端からサイトに登録すると求人案内のメールがめちゃくちゃ来てうっとうしいので、おすすめできる有名どころをピックアップしておきます。

リクナビNEXT

doda

bizreach

実績や口コミの良いサイトを利用する

どこのエージェントでも、HPには実績や強みが記載されているので、それを確認してみてください。
(〇〇で実績1位とか、口コミランキング1位とか書いてあります)

ここもある程度有名なエージェントか、自分の求める何かに特化したエージェント、サイトを使うのがベストです。

たとえば、私の場合は電気系の技術職を希望していたので、地域の製造業に強いエージェントや、中には私と同じように電気系の技術者をやっていたが転職してエージェントになった人もいました。なにか自分と合いそうなポイントがあれば利用してみる価値があります。

R4CAREER

東海3県に特化した転職エージェントです。

やはり東海地方は仕事がたくさんあるので、勤務希望地が愛知、岐阜、三重の方は一度相談してみるといくらでも求人があると思います。

東海地方に住んでいなくても、東海地方に勤務希望であれば利用可能です。

私は現在関東に住んでいますが、地元(岐阜県)に戻りたくなったら利用しようと思っています。

安定のお仕事

株式会社日本若者転職支援センターが運営しており、20代の若者向けの転職に強みをもっています。

対象ユーザが20代で、勤務希望地が東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、京都、兵庫、愛知である事が利用条件と少し条件が厳しいですが、対象であれば手厚いサポートが受けられます。

IT系の資格取得を無料でサポートしてくるので、これからデスクワークへ転職したい方、フリーター、アルバイトから正社員になりたい方におすすめです。

テックゲート転職

株式会社セルバが運営する、未経験者OKのITエンジニアを支援してくれるサービスです。

運営会社であるセルバ自体がWEB開発会社なので、IT業界に精通しており、適格なサポートを受ける事ができるのが特徴です。

こちらも無料研修を実施しており、転職定着率97%や未経験スタートでも転職後4年以内に年収500万円~800万円程度を目指せる事を強みにしています。

30代半ばでもITエンジニアへ未経験転職を成功させた実績があります。

タイズ

株式会社タイズが運営するメーカー専門の転職エージェントです。

パナソニック、ダイキン、村田製作所など日本を代表するような大企業メーカーへの転職実績が豊富にある事が強みです。

メーカー専門の転職エージェントは少ないので、私のようにメーカー希望の方は利用してみる価値ありです。

また、メーカー狙いは個人的にはかなりおすすめです。私がそうだというのもありますが、やっぱり大企業が多いし安定している企業が多いので。

ITエンジニアはこれから伸びていく企業が多いイメージですが、今すぐに安定を求めたい方に特におすすめです。

メインターゲットにしているのが25~35歳程度で、現職がメーカの正社員なので、より給料が高い、安定している企業へのステップアップが目指せます。

アデコ

アデコ株式会社が運営する転職支援サービスです。

40年の人材ビジネス(人材派遣、紹介、アウトソーシング)実績があるので、企業との繋がりが深い事が特徴です。

企業への理解度が深い=より適切な求人を紹介できるという事なので、質の高いサポートが受けられます。

事務、営業、IT系がターゲットなので、落ち着いてデスクワークがしたいと思っている方に特におすすめです。

利用する際の注意点と活用術

転職サイトやエージェントの良い所ばかりを紹介してきましたが、注意点についてご説明します。

それは悪徳エージェントに騙されないことです。

まず大前提として、エージェントは企業に転職者を紹介する事で企業から報酬を得ています。

相場は転職者が内定をもらって企業に入社した時の年収の2割~3割程度と言われています。

450万円の転職者を紹介すれば100万円前後の報酬が得られる事になります。なので、実はブラックな企業でも良く言って入社を促したりしてくるエージェントも0ではないです。

サポートがいまいち(メールの返信が遅い、細かい事をしっかりと教えてくれない、電話があまり繋がらない等)と感じたエージェントや、話した感じが少し高圧的だなと感じるエージェントにあたってしまった場合は、適当な所で見切りをつけて別のエージェントを探す方が良いと思います。

ただ、愛想がないだけですごく良い求人を紹介してくれる人も過去にいたので、まずは話しをしてみて自分にみあった求人をもらう所までは対応した方が無難かなと思います。

ステップ⑥資格取得やスキルアップ

これはもっと手前のステップに入れようか悩みましたが、あえてステップ⑥に入れました。

まずは、転職活動を始めてみて、気になった求人があればそれに必要な資格取得やスキルアップを目指す方が効率が良いので。

正直、私は特別な資格はもっていませんが、転職は成功していますし、まずはサイトに登録してみたりエージェントと話しをしてみる事が優先だと思います。

とはいえ、資格が必要な仕事や、未経験職種への転職を目指している場合はやはり資格やスキルでアピールできる方が強いのでステップ⑥として入れました。

資格やスキルが希望の企業に合っていなくても、直近で資格取得している実績があれば、目標に向かって努力する事ができる人間である事をアピールできますし、語学などは学歴、職種関係なく強力なアピールポイントになるので、余裕がある人は是非チャレンジしてみて欲しいです。

高卒者が取得すると有利な資格一覧

事務・オフィスワーク向け資格

  • MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
    WordやExcelなどの操作スキルを証明する資格で、事務職や営業職など幅広い職種で評価されます。​受験資格がなく、高校生でも取得可能です。
  • 日商簿記(2級以上)
    経理や会計の基礎知識を証明する資格で、企業の財務部門や経理職で重宝されます。​特に2級以上の取得が望ましいとされています。

不動産・建築業界向け資格

  • 宅地建物取引士(宅建)
    不動産取引に関する専門知識を証明する国家資格で、不動産業界での転職に有利です。​独学でも合格を目指せる資格です。

IT・デジタルスキル向け資格

  • ITパスポート
    ITの基礎知識を証明する国家資格で、IT業界だけでなく、一般企業の事務職や営業職などでも評価されます。​受験資格がなく、高校生でも受験可能です。
  • 基本情報技術者試験
    ITエンジニアの登竜門とされる国家資格で、プログラマーやシステムエンジニアを目指す方におすすめです。​合格率は約25%〜30%程度とされています。

その他の実用的な資格

  • 普通自動車免許
    営業職や配送業務など、多くの職種で必要とされる基本的な資格です。すでに取得している人が多いかもしれませんが、もし持っていないのであれば​取得しておくことで、転職の選択肢が広がります。​​
  • 危険物取扱者(乙種4類)
    ガソリンスタンドや化学工場などで必要とされる資格で、特に乙種4類は幅広い実務で役立ちます。​石油メーカーや化学メーカーなどへの就職にも有利です。

コスパの良い資格やオンライン講座・学習アプリ

  • ユーキャン
    生涯学習でおなじみのユーキャンでは、仕事に役立つ資格・技能はもちろん、趣味や教養まで幅広い通信講座を提供しています。
  • オンスク.JP
    様々の資格の学習が月額1628円のサブスクで受け放題。
    おすすめの資格でも紹介した宅建やITパスポート、危険物取扱者乙4も学べて、語学やプログラミングまでスマホ・PCで学習可能です。
  • トーキングマラソン
    キクタン英会話で有名な株式会社アルクが提供しており、英語初級~をターゲットにしたサービスです。
    学習時間は1日5分~と手軽に継続できるので、英語が苦手な方でも取組やすいのが良いですね。
    月額料金は3980円とやや高いですが、無料で試せる期間が2週間と長めに設定されているので、英語を勉強したい方は、まず続けられるかを無料期間で試してみるのをおすすめします。

まとめ:高卒でも成功する就職活動とは

  • 自己分析をしっかりと行い、自分が何を求めているのかを明確にする。
  • 履歴書・職務経歴書は特に力を入れて作成する。
  • 求人サイトへ登録し求人情報を集める。
  • 面接対策は企業ごとに行い、各企業が求める回答ができるようにする。
  • エージェントを有効活用し転職活動を有利に進める。
  • 必要な場合は資格取得しアピールポイントを増やす。

今回は高卒の転職活動を成功させるために必要な事を6ステップで紹介しました。

正直、各ステップでのノウハウやポイントが1記事では書ききれないので、各項目をさらに深堀した記事も改めて作成しますので、気になる記事があれば参考にしてもらえると嬉しいです。

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