高卒から挑戦できる!今注目の業界と求人情報

高卒から挑戦できる注目の業界と求人についての情報をまとめました。
これまでの私の転職経験や各業界への転職経験者へ聞き取りした結果も反映しているので、かなりリアルな内容になっています。
高卒でも注目の業界で頑張ってみたい!もっと高い給料がほしい!学歴じゃなく実力で評価してほしい!という方には特におすすめです。

高卒の就職事情と現状

  • 就職率:2024年3月卒業の高卒者の就職率は男女計で98%となっており、かなりの高水準となっている。
  • 学歴不問の求人:多くの企業が「学歴不問」を掲げ、意欲や適性を重視している。大企業や一部の職種(特に設計、開発、研究などの専門分野)では大卒以上を条件としている求人も多いが、工業高校卒以上を条件としている求人も多数ある。
  • 人手不足業界:特に医療・福祉、建設、ITなどの業界では人手不足が深刻で、高卒者の採用ニーズが一段と高まっており売り手市場の状態。

高卒者におすすめの業界と職種

高卒にも間口の広い業界をピックアップしてまとめてみました。

学歴不問で転職可能、安定して働ける、それなりに給料がもらえる(可能性がある)ことを条件にしているので、特定の業界にこだわりがなければどの業界もチャレンジしてみる価値ありです。

IT・Web業界

• 理由:IT人材の不足により、未経験者や高卒者を積極的に採用する企業が増加しているためです。ITという分野自体が比較的新しい分野なので、学歴フィルターも少なく、また実力重視である事もWeb業界をおすすめするポイントです。


• 職種例: Webデザイナー 、コーダー(HTML/CSSなど)、Webライター


• ポイント:学歴よりもスキルや意欲が重視される業界。独学やスクールでの学習機会・学習方法が多いので比較的習得しやすく、やる気さえあれば転職活動を有利に進めやすい。

一例として、webデザイナーの年代別平均年収は下表の通りで、世間的にも平均的な年収を安定して稼ぐ事ができます。

年齢平均年収(万円)
20~24歳329
25~29歳398
30~34歳472
35~39歳528
40~44歳568
45~49歳605
50~54歳621
55~59歳684
60~64歳522
出典:厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET)

さらにwebデザイナーではフリーランスで活動している方も多いので、会社という枠組みにとらわれず、自分で働き方を選択できるという強みもあります。

介護・福祉業界

•理由:高齢化社会の進展により、介護職の需要が急増している。もともと高卒、専門学校卒の多い業界のため、高卒である事にネガティブな感情を持っている人が少ない。


• 職種例: 介護スタッフ(老人ホーム、デイサービスなど)訪問介護(ホームヘルパー)


• ポイント:体力とコミュニケーション能力を求められるが、少子高齢化が解消されない限り需要が増え続ける。厚生労働省は少なくとも2080年頃までは高齢化が続く見込みと発表しており、どこに住んでいても高確率で仕事にありつける。給料は控えめだが今後に期待できる業界。資格取得支援制度を活用することでキャリアアップが可能。

介護士の年代別平均年収は下表の通りです。やや少ない傾向にありますが、需要が無くなるとは考えづらいので長期的に安定を求める方にはおすすめです。

年齢平均年収(万円)
20~24歳320
25~29歳355
30~34歳368
35~39歳430
40~44歳417
45~49歳404
50~54歳400
55~59歳379
60~64歳367
65~69歳347
出典:GUPPY

資格を取得すると収入がより高くなる傾向にあるので、頑張りが反映されやすいともとれます。

ちなみに、介護福祉士の有資格者は無資格者と比較して70万円ほど年収が高くなるデータがあります。

建設業界

• 理由:人手不足と現場作業者の高齢化により、若手人材の採用が急務となっている。


• 職種例: 現場作業員(施工管理補助な)事務職(工程管理、資材管理な)


• ポイント:体力と協調性が重視され、未経験入社でも現場での経験を積むことでスキルアップが可能。実際に求人情報を見てみると分かるが、施工管理者は引っ張りだこで驚くほど高給&求人数もめちゃくちゃ多い。

現場作業員の年代別年収は下表の通りです。資格の有無や特殊技能の有無で年収のブレが大きくなりますが概ね平均的な年収よりも高い値で推移している事がわかります。

年齢平均年収(万円)
10代243~290
20~24歳267~384
25~29歳394~465
30~34歳464~515
35~39歳492~567
40~44歳528~577
45~49歳599~638
50~54歳638~667
55~59歳657~694
60~64歳433~603
65~69歳347~483
70歳以上321~370
出典:CIC日本建設情報センター

施工管理者になると、年齢が若くても年収水準が高く世間的な平均年収と比較してもかなり高い部類に入ります。

年代平均年収(万円)
20代約480~483
30代約590~598
40代約660~690
50代約717~796
60代以上約600~641
出典:セコカンプラス

営業職・販売職

• 理由:コミュニケーション能力と営業力が評価される職種。学歴よりも実力がすべての世界。たとえ中小企業であっても営業成績がよければ大企業への転職などキャリアアップも十分可能。


• 職種例: 法人営業、個人営業、小売店員、アパレル販売スタッフ


• ポイント:学歴よりも人柄や実力(営業成績)が重視され、成果に応じた報酬制度が魅力的。業界によっては年収1000万プレーヤーも多数いる夢のある業種。私の知人にも高卒で営業(アパート・マンション)をやっている方がいますが、1契約とれれば翌月の給料が基本給+60万円~とのこと。

営業職の年代別平均年収は下表の通りです。営業としてのノウハウや顧客とのパイプや信頼関係が大切な職種なので、年齢が上がるほど年収も増加傾向にあります。

年代平均年収(万円)
20代371~387
30代494~514
40代577~598
50代675~686
出典:エイプエージェント

業種によってインセンティブ(歩合)が大きく変わるので、挑戦してみたい方はどんな業種ならできそうかも見極めて転職活動をする必要があります。

就職活動のポイント

転職活動を始めるにあたって、必ずやっておかなければいけない事、もしくはやっておくと有利になることをまとめました。

イメージとしては転職活動の実働(書類選考や面接)前にやることになります。

自己分析

自己分析がしっかりとできていないと、私のように何回も転職する事になりますw

私も最初からもっと自己分析をしっかりとやっておけばよかったと、後になってから後悔しているので、あなたも同じ事にならない様に自己分析はしっかりとやっておく事をおすすめします!

自分は仕事や職場に何を求めているのか、自分の強みや弱みは何か、何に興味があって何をやりたくないのか、働くうえで一番大切にしている事は何かを明確にし、適職を見極めましょう。

自己分析をしっかりとやってみて私が気が付いた事は、「自分がやりたい仕事と自分の得意な仕事は以外と違うかも」という事です。

あなたも、適切な自己分析でこれまでとは違う道が開けるかもしれません。

資格取得

業界に関連する資格(例:介護職員初任者研修、ITパスポートなど)を取得することで、就職活動を有利に進められす。

数日~数か月以内など、短期間で取得可能な資格でも、持っているのと持っていないのでは雲泥の差です。仮に有益な資格ではなかったとしても、「御社に入りたくてこの資格を取得しました!」と言えるだけで少なくともやる気がある事は十二分にアピールできます。

また転職後に新たに資格取得をする必要がでてくる場合もあるので、資格取得に慣れるという意味でも興味のある資格を何か一つ取ってみるのもありです。

求人情報の収集

求人サイトや転職エージェントを活用し、最新の求人情報を収集しましょう。

求人情報は日々増えたり減ったり変化します。今日は目当ての求人がなくても明日にはぴったりの求人が出てくるという可能性も十分あります。

また、求人サイトに登録しておけばエージェント(企業との仲介人)や企業から直接連絡がくることもあります。私の現職も会社側から求人サイトを通して声をかけてもらった事がきっかけで入社しています。

ただ登録しているだけであなたにも理想の職場から声がかかったかもしれないのに・・・という事態を避けるためにもまずは求人サイトへ登録してみて、どんな求人があるか眺めてみてください。

「世の中にはこんなに求人があるんだ!」「この仕事なら私にもできるかも!」「また転職エージェントから連絡がきた!」と驚くと思います。でも、こういう経験が自信や将来の希望に繋がります。

求人情報の探し方

• 求人サイト:「ハタラクティブ」や「バイトル」など、高卒向けの求人情報を多く掲載してます。
• 転職エージェント:「Re就活」など、若年層向けの転職支援サービスを利用することで、専門的なサポートを受けらます。

最後に

これまで紹介したように、高卒からでも多くの業界で活躍するチャンスは十分にあります。(もちろん高卒で活躍できる職種はまだまだたくさんあります)

私自身が3度の転職(4社目)でようやく納得のいく転職ができたように、簡単にはいかないかもしれませんが、自分の強みを生かして仕事もプライベートも充実させることができる職場は必ずあります。

自己分析を行い、自分に合った業界や職種を見つけることがまずは重要です。資格取得やスキルアップを通じて、より良いキャリアを築いていきましょう。

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